おっさんタイムスリップスポット
最近職場が高田馬場に変わりました。
その通勤経路に「ゲーセンみかど」というゲームセンターを見つけました。
事前情報はまったくなかったのですが、
店のたたずまいが、ただならぬ雰囲気を放っている…
まず店の看板がやばい。
手書きで「ゲーセンみかど」
最近は家庭用ゲーム機がアーケードゲーム並みの性能をもっているので、
ゲームセンターの経営も厳しいと聞きます。
UFOキャッチャーは儲かるらしいですが。
その店には稼ぎ頭のUFOキャッチャーは一台もありません。
しかし、ゲーマーの自分はピピンときました。
ここは、ただものではないと。
やはりただものではなかった
そこでネットで調べると、有名なゲーセンと知りビックリ。
自分の感覚は間違いではなかったようです。
初めて入店した時には、衝撃を受けました。
ほんとに昔のゲーセン。
薄暗く、タバコ臭い店内。
禁煙?どこの国の話ですか?
最近のアミュメントパークっぽいゲームセンターの雰囲気のかけらもなし。
まるで現在の清潔、健康、安全を掲げる社会にケンカを売っているような雰囲気。
最高です。
席ごとに灰皿まで置いてあります。
そうそう、昔はこうでしたよね。
で、ボタンがタバコで半分溶けてたり。
最近はこんなゲームセンターはほとんど見かけません。
しかしゲーセンはこうでなくては。
最新のゲームもあるにはあるのですが、
ほとんどがレトロゲーム。
ラインナップは公式に列挙されています。
1階が1プレイ100円で、2階が1プレイ50円。
大型筐体メインの1階と、対戦ゲームメインの2階という感じでした。
自分が好きだったマーブルマッドネスもありました。
本物見るのは10年以上ぶりかも。
なかなかの御老体の筐体で、画面映りが少々やばい。
しかしトラックボールを転がすプレイ感といい、筐体から響く大きめのサウンドといい、今でも充分遊べます。
難しいので3面でゲームオーバーでしたが…
定期的に大会なども開催して常連客を増やしているようです。
自分は大会とかには興味ないのですが、
あの「ハイスコアガール」の作者、押切蓮介氏も来店されるようで、
彼の冠のついた大会などもあるそうです。
中には改造している筐体も。なので少し高い
ここで修理や改造をしているみたいです
ぶっちゃけレトロゲーはパソコンでエミュレータを使えば家でもできちゃいます。
しかしながら、この雰囲気含めて考えると、このゲーセンの存在意義はあると思います。
自分が行ったのは、週末金曜日の夜でしたが、そこそこの客入り。
ここに来るお客さんはほんとにゲームが好きなのだろうなぁ。
このゲーセンを発見以来、
なんだかんだ金曜の仕事終わりには、ほとんど毎週来ています。
ホームページもきっちりあります。