エアブラシでラメ塗装にチャレンジ
RMXのタンクを塗装する為に買ったコンプレッサーとエアブラシ(スプレーガンではない)で、ヘルメットのラメ塗装に挑戦してみました。
買ったばかりなのでめちゃくちゃど素人塗装なのはご愛嬌。
缶スプレーでのヘルメット塗装は経験ありますが、コンプレッサーでは初体験です。
ラメをどうするか…
ネットで調べると、
クリアにラメを混ぜて一緒に吹く
フレークバスターで吹き付ける
ふりかけのようにかける
などの方法がありました。
クリアにラメを入れて吹くのは、
使っているエアブラシが0.5mm口径で、
使用するラメが0.3mmなの無理
フレークバスターなんて専用品を買うのもパス
するとふりかけ方式しかないのですが、
ふりかけ方式にも色々…
調味料入れに入れてふりかける
手でふりかける
ネットで見つけたサンドブラストのガンを加工する方法が良さげ。
サンドブラストに挑戦した事があり、Amazonで2000円で買った激安ブラストガンを持っています。
某ブログを参考にして作りました。
(写真がないので文章のみ・・・)
でかいブラスト用の缶を取り外し、蓋に穴を開けた薬瓶をボルトで固定。
ストローは接着剤で固定しただけです。
蓋に空気取り入れ用の小さい穴を開けておかないと、うまくラメが出ません。
塗装開始
マスキングをしてプラサフをエアブラシで吹きます。
スプレーガンの方がいいのですが、やすもnコンプレッサーにスプレーガンを使えるほどの空気吐出量がないのでエアブラシで我慢です。
乾燥後、全体をシルバーに塗り、フレアパターンをマスキングします。
フレアパターンはネットを参考にして、手書き。
タミヤのマスキングシートはなかなかいいです。
テープを重ねればなんとかなりますが、
重ねて部分がマスキングが甘くなりそうだっので。
ダークブルーメタリックという色でさらに塗ります。
使っている塗装は2液ウレタンのPG80です。
2液ウレタンにしては値段が安いです。
マスキングを剥がし、見よう見まねでフレアに黒の影を入れてみました。
めちゃくちゃ下手です。
フレア部にのみラメにしたいので、またマスキング。
地獄のクリア塗り
自作フレークバスターは想像より使えました。
ただラメの半分どころか7割位は下にばら撒く感じで、
めちゃくちゃ無駄が出ます。
何度かクリアで埋めた所。
0.3mmという巨大なラメなので、まだ全然でこぼこ。
表面の感じはチクチクという感じ。
ここからクリア地獄が始まります。
結論から言うと、20回位クリアを塗って、やっと研げる位にラメが埋まりました。
乾燥させてはクリアを塗っているので、
3日かかりました…。
まだ全然だめですが・・・。
表面の感じはチクチクからザラザラ、最終的にはボコボコになります。
研いではクリアを繰り返します。
3回研いでクリアを塗った所で、やっと表面が平坦になってきました。
さらっと書いてますが、手で研いでいるのでめちゃくちゃしんどいです。
仕上げ
ラメ部が平坦にそこそこ平坦になったので、
次は全体の研磨です。
クリアをうまく濡れていれば研磨はいらないようなのですが、自分の場合はそんなわけもなく…
外で塗っているのでホコリが入って、いわゆる「ブツ」というのが結構あります。
トレカットとトレブロックという研磨道具は値段がかなりするのですが、狙った所だけ研げるので、塗りがいまいちの自分の場合、だいぶ助けられました。
広い面積を研ぐときは、普通の紙やすりで、
ピンポイントのブツ取りはトレカット、トレブロックで研いでいきました。
なんだかんだでほぼ全部を研いだ感じです。
1500番で研いで、その後ソフト99のプラスチッククリーナーで磨くと研ぎ傷はうっすらな状態になりました。
その後HOLTSの液体コンパウンド超極細で磨くとピカピカに。
ちなみにホルツの番手は13000番との事。
手がもげそうな位磨きました。
ほとんど修行です。
かなり輝いてきたので20000番というセラミックコンパウンドでさらに磨きました。
微妙ですが、さらに輝いてきたかも。
完成
細かい所は色々失敗しています。
初めてなので、まあいいかな、という感じです。
結論としては、0.3mmなんて大きいラメはもうやりたくないかな…
派手でいいのですが、クリアと研磨が大変すぎです。
最早修行という感じでした。
プロは研磨も電動工具でやるのでしょうが、
自分はそこまで投資する気もないし、
研磨しすぎてやりなおしという未来も見えます。
1mmとかのサイズのラメもあるようですが、
自分は絶対無理。