台湾をバイクで旅したい。
台湾をバイクで一周したい。
と思っただけの人にも見て欲しい台湾映画があります。
「練習曲」
2007年公開と少し古い映画ではありますが、ほんとにいい映画です。
自転車での還島映画
世界的な自転車メーカー「GIANT」の創業者が
この映画を見て感動し、73歳で還島をしたそうです。
それが当時台湾ではニュースになり、合わせて映画にも注目が集まり、
映画も大ヒットしたという事です。
「還島」
読み方は「ホワンダオ」
台湾一周する事を意味しています。
自転車での台湾一周をテーマにしている映画なので、
バイクの旅を計画している人には合わない?
そんな事はありません。
そもそも自転車とバイクは通じる部分も多いので。
自分ももともとは自転車乗りでした。
高校生時代は自転車で何百キロも旅をしたものです。
美しい景色と人との出会い
日本ではまったく話題にならない台湾映画ですが、
機会あればこの映画はぜひ見て欲しいです。
ストーリーは正直良くあるロードムービーですが、
この映画がちょっと異色なのは、主演男優が聴覚障害者だという事。
ストーリーとして聴覚障害というのは重要度が低いのですが、
もしかしたら耳が聞こえなという点から「絵」にこだわったのかもしれません。
なのでとにかく景色が美しい。
台湾を旅している気分に浸れます。
雄大な景色、親切な人々、辛い雨中走行・・・
自転車やバイクでツーリングしてきた人なら必ず共感できます。
主演男優イーストン・ドンも含め、素朴でとても良い。
唯一の難点が、日本では手に入れるのが難しい点。
日本でDVD化はされているようですが、売っている所を見つけるのは困難・・。
自分はYES.ASIAで個人輸入した位です。
もっといろんな人に見てもらいたいのに非常にもったいないです。