Gadget Goods・Gadget・Tool

自作ゲーセン筐体作成 2台目 アップライト型

2020年11月23日  

今度はアップライト型ゲーセン筐体作成

2020年5月に自作のテーブル筐体を作成しました。

懲りもせず、今度はアップライト型のゲーセン筐体を作成。
目指すはアストロシティ筐体です。
2020年年末に発売するミニアストロシティももちろん買います。
始めは海外で売っているアーケード筐体DIYキットを購入しようと思ったのですが、それではつまらないと思い、完全自作に。
設計というのもおこがましい、メモ書きの図面を作成。
あまりにもお粗末なので、図面は非公開です。
大まかな寸法は幅700mm 高さ1300mm。
海外では自作アーケード筐体はメジャーな趣味で、作成方法の情報はそこそこありました。
しかし、ほとんどがMDFボードを使って作成しています。
確かに仕上がり、扱い安さ等メリットも多いのですが、自分はネジや釘が効きづらいのがどうも好きではありません。

色々検討し、シナランバーコア合板を使う事に決定。
一部MDFも使いました。
今考えたら、もっと価格の安いラワンランバーコアでも良かった気がします。
表面は塗装ではなく、ダイノックシートを貼るつもりなので、表面状態のいいシナランバーにこだわる必要性はなかったです。

作成過程

材料はほぼネットで調達。
筐体の横幅700mmの部分だけカットサービスを利用しました。

届いた木材材料。

材料をカットしていきます。
固定した端材を利用してソーガイドを使うと、ノコギリでも長い距離を、かなりまっすぐに切れます。

モニターのベゼル部のカット完了。
この部分はMDF。
サンダーと紙やすり(600番)でツルンツルンになってます。

全部のパーツをカット完了した所。

缶スプレーで内側を黒く塗ります。
超適当です。
Amazonで大量買いしたL字アングルも取り付けていきます。

かなり苦労した、接合部の斜め部分。
斜めにノコギリでカットする技術はないので、木工ヤスリでひたすら削りまくりました。
一箇所に半日位かかりました…

下部を組み立て。
筐体の上部と下部で分割して作成。
表面が白いのは、ダイノックシートの接着力を増す為、白い缶スプレーを塗ってます。

接合部はぴったり合わなかったので、パテで隙間を埋めます。

モニターの高さ合わせの板はボンドで接着。
タイトボンド3は、ほんとにいいです。
木工する際には必須と言ってもいいかも。

レバーやボタンのコンパネ部は、金属屋からネット購入した2mm厚のアルミ板です。
艶消し黒を購入。
あらかじめ700mm x 150mmにカットしてもらいました。
これをステップドリルで穴を開けていきます。
穴の数が結構多いので大変です。

穴開け完了。

そしてコンパネ部にレバーやボタンを取り付け、配線します。
AmazonでUSBに変換してくれるコンパネキットを購入。
一見複雑そうに見えますが、USB変換基盤のコネクターに挿すだけなので簡単でした。

PCのUSBポートに接続し動作確認。
見ての通り、ボタンやレバー部が光ります。

フロントボタンが収まる為の穴開けです。
仮止めすると、板が厚すぎて(板厚18mm)ボタン類が固定できません。
仕方がないので、ボアビットというツールを使い、板厚を薄くしました。

下部はメンテナンス性を考え、スライド蝶番とダンパーで開閉するようにしました。

ダイノックシートです。
カーボン柄のCA1170というのを購入。
貼り付け。

コンパネまで取り付けた所。
横幅700mmにカットしてもらっているので、
ぴったり収まりました。

下部はこんな感じです。
ダンパーもいい感じに取り付けられました。

12Vと5Vを取り出せる電源を使用し、
スイッチ部の発光、LED、コインセレクターに供給しています。

次は筐体上部の作成です。
穴開けや、扉などはないのでL字アングルで固定するだけです。

アクリル板をボルトで固定し、筐体上部を筐体下部に乗せた所。
アクリル板は700mmx500mmであらかじめカットしてもらったので、ドリルで穴開けさるのみ。
ガラスっぽくしたかったので、緑がかったガラス色のアクリル板を使用。

最終的に上部と下部はラッチで固定します。
が、固定しなくても重さで動かない気はします。

eBayで3900円で購入したアンプ。

スイッチ部の配線処理。

配線が完了し、仮のモニターで動作確認です。
頭脳はもちろんラズベリーパイです。
RasoberryPi4を使用。

アクリル板で上部のロゴが光るようにします。
海外では、Marquee Light Boxとかいい、自作する人も多いのですが、日本では皆無。
海外サイトを参考に、結構適当に作りました。
アクリル部は2mm厚のものを、アクリルカッターでカット。
Marqueeという透けるロゴは、国内ではほぼないのですが、eBayでは山のように出品されています。

モニターを設置した所。
モニターはタイラップで固定しているだけです。
モニターは昔買った27インチ。

ライトボックス部にAmazonで1280円のテープLEDを貼り付けます。
ライトボックス部のスペースにスピーカーも設置。

だいぶ形になってきました。

筐体上部にもダイノックシート。

このU字モールを入手するのに苦労しました。
T字モールは板の側面に溝を切らなければならないのでU字モール一択だったのですが、とにかく売ってない。
結局eBayで入手。

このモール、結構硬いプラスチック素材で、ドライヤーで温めながら接着剤で固定していきました。
接着剤がいい仕事をしてくれ、現在も剥がれる気配はないです。

背面は見えないので別にいいかとも思ったのですが、
安い2mmのラワン合板で蓋をしました。
板はラッチで固定。

モニターのHDMIを取り出して、AmazonFireStickや、PS4など外部入力もできるようにしています。
HDMI切り替え器は下部に設置。
LEDコントローラーという部品をLED配線に取り付け、
マーキー部が点滅するようにしています。


これで完成です。
もちろんですが、コインセレクターに100円投入でコインカウンターも反応します。
コインセレクターは実際のアーケード筐体で使用されていた中古品をヤフオクで購入。

作成日数は約2週間。
もっと時間がかかると思っていましたが、
テーブル筐体作成に続いて2台目なので、木工の加工にも慣れてきたようです。
自分的にはそこそこ満足できるクオリティになりました。

材料一覧

材料費はだいたいこんな感じです。
実はアーケード筐体自作キットを買った方が安かったです。
間違いなく、クオリティもキットに敵わないでしょう。
しかしやはり自作で良かったと思ってしまいます。
満足感がハンパないです。

シナランバーコア合板 【18×600×900mm】 1980円 x 7
MDF 【9×600×900mm】1480円 x 2
ラワン合板 【4×600×900mm】 520円 x 2

ダイノックシート
DI-NOC ダイノックフィルムCA-1170 431円 x 20(2m)

スイッチ各種
電源スイッチ 1118円
シャットダウンスイッチ 930円
25セントスイッチ 296円
LEDスイッチ 1272円

Usb hdmiコネクタ 1860円
Usbコネクタ 1480円

テープLED 1280円
コインセレクター 1280円

アクリル板 2ミリ 500円

アクリル板 3ミリ ガラス色
700mm X 500mm 厚み 3mm カット 3686円

アルミ処理板ブラック 
700mm x 150mm 1942円

ボルト 家にあるもの
Lアングル 780円 x2
U字モール6m 2137円
スピーカー 1174円
アンプ 3954円
電源 1603円
ラズパイACアダプタ 1199円
ダイノックプライマー 780円
マーキー 1763円 +1200送料
キャスター 424円 x4
筐体上下固定金具 399円 x2
ジョイスティックDIYキット 3399円 x2

スライド蝶番 780円
ダンパー 1699円

Hdmi切り替え器 998円
ブレッドボード ジャンパー線 369円
マグネットキャッチ 600円
平型端子 400円
ブリキ缶 200円
組端子台 1080円
ショートバー 400円
幕付きグロメット 40円x2
ケーブルタイマウント 700円
タイラップ 300円
背面ラッチ 129円 x 8
木口テープ 469円 x 3
接着剤 980円
配線止め金具 600円
openシール 120円

Ledコントローラー 1280円
缶スプレー 家にあるもの

計79811円・・・
想像以上にかかっちゃいました・・・。

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  1. @うえだ@ より:

    はじめまして!コメント失礼します。
    1台目も2台目もすごく良い感じにできていますね!

    自分も2年ほど前に筐体を自作しましたが、国内のサイトでは知りたい情報があまり入手できなかったので、海外のサイトから必死に情報収集した記憶があります(^_^;)

    自分の筐体も「アーケード筐体自作」などで検索すると出てきいますが、こちらの方が費用や作り方を丁寧に説明されているので、これから作られる方にとってはすごく有益な情報になりますね(^_^)

    こちらを参考にして、後に続く方が出てくることを楽しみにしておきます!

    • motospooky_tabi より:

      自分も同じでした。
      国内では筐体自作情報少なくて、海外サイトも見まくりました。
      「アーケード筐体自作」で検索できるとの事ですので、
      確実にそちらのサイトも見てます。
      日本の筐体自作サイトはほとんど見てますので。

      めちゃめちゃ褒めてくれてますが、
      加工がモロに素人作業なので恥ずかしいです…

  2. 嶋津恒彦 より:

    個人でゲーム開発をしているものです(https://www.youtube.com/channel/UCDunz_CPkqkQT5ljKXcYkhg)。

    筐体自作の記事をみて「自分のゲームを筐体で遊んでみたい!」
    って思ったのですが、日曜大工等まったく経験がなく、パーツを揃えたところで作れるかとても不安です。
    可能であれば、直接会って教えていただきたいのですが可能でしょうか?
    (もちろん材料は自分で用意しますし、指導料もお支払いします)
    現在東京都に住んでいます

    • motospooky_tabi より:

      書き込みありがとうございます。
      ゲーム開発しているプロの方からの書き込みに驚きを隠せません。
      ゲーム作成には自分も興味あるので、チャンネル登録させていただきました。

      自分の場合、作成方法もDIY技術も完全我流なので、
      教えるや、指導などおこがましい感じです。
      見えない所は粗だらけです。

      ラズペリーパイ周りは、おそらく何の問題もないと思いますので、後は板をいかに筐体の形にするだけかと思います。
      いきなり大きいのはハードル高いと思いますので、
      小さいのから作ってみてはいかがでしょうか。
      自分もテーブル筐体から作ってます。(小さくはないですが)

      • 嶋津恒彦 より:

        返信ありがとうございます!
        今はとりあえず自分でも筐体が作れるというのを体験したいと思っています。
        やはりハード部分の経験が全くなく工具等もないので、わからないことばかりなのですが、とりあえず、tabiさんのサイトを参考に、一旦やってみます。

        あと私ごとなんですが、筐体制作から1つ事業としてインディーゲームセンターというのを思いつきまして、非常に需要があるのを感じています。
        https://twitter.com/simanezumi1989/status/1561266454208860161?s=20&t=dp4PBitFqPLHJgM4uJwyMw
        これも、個人で筐体が作れるというのを示してくれたtabiさんのおかげです。ありがとうございます。

        • motospooky_tabi より:

          Twitter拝見致しました。
          なかなかのプロジェクトになりそうな…
          ハード面、何かわからない事あれば、ご質問ください。
          可能な限り返答致します。
          でも本当に素人作業なんです…上手な人と比較するとまったくのお粗末な物…。

          全然話違いますが、嶋津様の生徒である事に今日気付きました。。
          Udemyの講座買ってます。
          まだ全然やってないのですが…汗

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