お引越し
台北滞在はお宅スポット巡りをする為ではない。
次の旅に向け、体を休めるのが一番の目的。
昨日の記事に書いた通りこのホテルでは心も体も休まらない。
やはりここは引越しをすべきだ。
地球の歩き方に載ってる「Happy Family2」へお引越し。
我々がちょっと苦手なゲストハウス。
朝、Y氏が先に空き室を確認してきた所、空き室あり。
トイレ、バス共同でツイン900元（約2700円）ゲストハウスというのはどうも苦手なのだが、この際贅沢は言えない。
ドミトリーではないので良しとしよう。
Y氏が朝買ってきてくれた吉野屋の牛丼を朝食にする。
味は日本とほとんど同じ。
Y氏は台湾オリジナルメニューの納豆牛丼。
少し食べさせてもらったが、牛丼と納豆の味そのままの味。
まずくはないが、うまくもなかった。
ただ味噌汁は味噌汁ではなく味噌味のスープだった。
現在11時。ホテルの引越し（移動）の為HappyFamily2へ向かう。
と言っても徒歩で5分位なのだが。
チェックインが13時という事で荷物だけ置かせてもらって、それまで二人で時間をつぶす事になる。
台北でメイドカフェ
昨日台北駅の地下街をフラフラしていた時に気になったある場所へ向かう。
台湾で人生初メイドカフェに行ってみた。
いまさらメイドカフェ？って感じですが行ってみました。
台北駅地下街のだいぶ端にある、Maiden Schoolというお店。
開店直後に入店すると、客は自分達のみ。
メイドさん達は、どう見ても高校生前後。
我々おじさん達二人には若すぎる。
しかし、皆意思の疎通ができる程度の日本語ができる。
時間潰しが目的なので、とりあえずアイスコーヒーを注文する。
その直後になんだかわからんゲームをやらされ、負けたY氏はアフロのかつらの着用が義務づけられる。
始め嫌がっていたY氏も半ばやけくそになったのか、メイドさんに写真を撮らせてくれと頼む。
写真撮影は有料なのだが（確か1枚150元）、全員一緒に撮りたいらしい。
写真は基本的に2Shotらしいのだが、それはつまらないから全員(メイドさんは3人いた)一緒に撮りたいという。
あまりそういう事を頼むお客がいないようで、返事に困るメイドさん。
困ってる所を畳み掛けるように、じゃあ300元払う、いや500元払うから全員で撮らせてくれ、とさらに詰め寄るY氏。
金に物を言わせる日本人的な最低なY氏でした。
最終的にY氏が諦め2shotに落ち着いたようだ。
なんだかんだで2時間位いてしまった。
チェックイン可能な13時になったので店を出る。
変なおじさん達がご迷惑かけました。
台北で気になった事の一つに、お店の開店時間の遅さがあった。
このメイドカフェも11時開店だったが、11時前に開店している店はかなり少ない。
日本のつもりで9時とか、10時とかに行っても地下街の店はほとんど開店していない。
Happy Family2へチェックイン。
オーナーの李さんはとても良い方だった。
チェックイン後再び自由行動。
明日ようやく台北を出発し再度の旅スタートなので、Y氏は松山空港に澎湖（ポンフー）島までのチケットを買いに行く。
自分はまだ見たい所があるので、台北観光へ。
Y氏お世話になります。
再び台北観光
台北から2駅の龍山寺へ行く。
路上で変なものを売ってる。
ここだけでなく、台北で3回位見かけた。
写真ではよく見えないが、小さい鳥です。
何かの雛。
もちろん生きてますが食べるのか飼うのか不明。
龍山寺は自分の好きな台湾映画「モンガに散る」の舞台になった街。
ヤクザ映画なのだが、街はヤクザでいっぱいなのか？とちょっと不安だったが、ある意味不安が的中し、「元」ヤクザっぽい老人達が道に座りこんで昼間っから酒を飲んでいる。
はっきり言ってガラが悪い。
そういう感じの方々が結構な人数がいる。しかも汚い。
道がゴミだらけ。
そういうのもあって町全体がアナーキーな雰囲気を醸し出している。
ちなみに後で気づいたが、地球の歩き方にも「治安が悪いので注意するように」と書いてあった。
自分はこういう雰囲気が嫌いではなのだが、酔っ払いの相手は勘弁。
映画の資料があるという剥皮寮へ行ってみる。
なんか名前が怖いんですけど。
映画を見た人ならかなり楽しめるスポットだった。
ちなみにこの映画は台湾でメガヒットした映画なので、台湾人の観光客がかなりいた。
次は駅前の寺、龍山寺へ行ってみる。
想像してたより立派なお寺。
皆、お経を唱えていた。
結構本気でお参りしている感じ。
ここで虎眼石の数珠をつい買ってしまう。
台北で電車に乗ったり、町を歩いていると若者が結構数珠をつけているのを見かける。
自分も仏教徒だが、特に信心深くもないし、アクセサリーみたいな物にもまったく興味がないのだが、何か惹かれるものがあった。
250元也。
Y氏と18時に士林夜市の最寄駅「剣潭（ジエンタン）」で待ち合わせ。
夜市でTシャツを買いたかったのと、食事の為だ。
自分は少し早くついてしまい、先にブラブラしていた。
ブラブラしていた時にいいのを見つけてしまい、先にTシャツを買ってしまう。
中国語でくだらない文が書いてあるTシャツを買った。
店には日本人観光客用に、なんて書いてあるのかの中国語対訳表があった。
18時、Y氏と駅で合流。航空券は問題なく購入できたとの事。
澎湖（ポンフー）島まで片道1790元（当時レートで約4800円）也。
その後、Y氏も同じTシャツ屋でTシャツ購入。
美食広場で食事と思っていたが、とんでもない人出になってきた。
18時を過ぎたあたりから激コミ状態に。
日曜日だから仕方ないが。
混みすぎて、とても食べられる状態ではなかったので、士林で食べるのは諦める。
仕方なく、第2候補として考えていた店に行く。
南京東路にあるので、士林夜市からは結構離れている。電車で第2候補のお店へ向かう。
その店とは日本にもあるいつか行ってみたかったHooters(フーターズ)。
まさか台湾で行く事になるとは。
雰囲気的にはハードロックカフェとかTGIフライデーズみたいなアメリカンなお店。
健康的なお色気のお姉さん達が、ウェイトレス兼軽いショーみたいな事をやります。
別にエロではない。
お客に家族連れもいた。
食い物が結構うまかったのに驚いた。
お姉さん達は全員英語ペラペラ。
結構楽しかったが、特筆すべき事は起きず、そんな感じで台北の夜はふけていった。
昼間はメイドカフェ、夜はフーターズとおおよそ旅とは程遠い内容だったが、明日は喧騒の台北とは間逆の環境、台湾の離島”澎湖”へ出発だ。
もはやタイトルにある「ツーリング」ではないのだが。
