台湾一周ツーリング 旅日記

台湾一周バイクツーリング【20日目:9月13日】

2017年12月7日  

 

 

歌声での目覚め

 
朝、5時ごろに歌声で目覚める。
テントから顔を出すと、地元の老人が上半身裸で歌いながら体操中。
何してんの?と思い、テント外に出ると、数十人の老人達が、観音亭の前の海で泳いでいる。
体操の老人は準備運動中のようだ。
まだ夜が明けて間もないのに、なんて元気なんだ。
ちなみに観音亭の前の海はめちゃめちゃ汚い。(恐らく下水を垂れ流している)。
Y氏は既に起きていた。
Y氏情報では、若者達は深夜2時位まで花火で騒ぎ、やっと静かになって眠れる・・と思っていると4時過ぎには老人達が集まり始めたとの事。
元々Y氏は若干睡眠障害気味で、最高の環境でもなかなか寝付けない人。
昨夜の蒸し暑さと、喧騒、それにここは結構蚊がすごい。
よってY氏はほとんど寝れなかったそうだ。
温度50度の南米の砂漠でもキャンプしたと言っていたが、ポンフーでは寝られない人。
睡眠不足もあってか、Y氏は朝からテンションが超ダウン。
もう澎湖撤収しようと言っている。
昨日来たばかりなのに。

確かに自分が想像するようなきれいな浜は見つけられないし、キャンプ場(公園)の環境は良くない。
しかし一晩で撤収か・・・
澎湖には地図でもわかるように、たくさんの小島がある。
どこもとんでもなく綺麗なのだが、ここに行くにはツアーに参加して、漁船のような船で行く必要がある。
ツアーでなく単独でも行けない事はないとは思うが、それはそれで敷居が高い。
もう島の端まで行って来たし、出発してもいい気持ちもあったので、Y氏に同調する事にした。
一つだけ希望を言わせてもらうと、飛行機ではなく船で台湾本島に帰りたい。
それで陸海空全制覇できるし。

Youは何しに澎湖へ?

 
馬公港のチケット売り場が開く頃に、Y氏が売り場に船の時間を確認に行った。
その間、テントの前でボーっとしていると、「日本から来たの?」と、とんでもない流暢な日本語で話しかけられた。
と思ったらやっぱり日本人だった。
こんな所で日本人。
60歳くらいの元気そうなおじさん。
台北に2ヶ月短期語学留学してから、澎湖に来たそうだ。
澎湖に来て、朝泳いでいるおじいちゃん連中と友達になり、朝毎日一緒に泳いでいるとの事。
台北での2ヶ月は友達もできなかったし、中国語もあまり覚えられなかったが、澎湖に来て友達もでき、おかげで中国語も上達したそうだ。
台北じゃなく最初っからここに来ればよかったと言っていた。
台湾に来てからの移動手段は、レンタカーもレンタルバイクも借りず、日本から持ってきた自転車のみだそうだ。
昨日自分が行った灯台までも、自転車で行ってきたらしい。
「たった40キロ位でしょ」と笑ってたが、元気すぎる。
その人は沖縄の人で、台湾は沖縄にそっくりで居心地がいいとの事。
この人も言っていたが、澎湖に来たら小島に行かないとつまらないよ、と言われた。
やっぱりそうかー。

まもなくY氏が戻り、船の情報入手。
16時発高雄行き。
819元(当時レートで約2200円)所用時間は4時間だそうだ。
まだ8時なので、もう少し澎湖を見る時間がある。
お昼まで二人それぞれ自由行動とする。
昨日行っていない東と南の方に行ってみる。
地図を見ると「XXX沙灘」という所もあるので、少しはビーチっぽいかもしれない。

待望のビーチ発見!

 
海岸沿いをうろうろしていると遠くに砂浜っぽい所を見つけた。
なんと!こんなビーチもあったのか。


まさに南の島。
白い砂、青い海。
しかも人はゼロ。
完全プライベートビーチ状態。
泳ぎは得意ではないが、あまりの海の綺麗さに少し泳ぐ。
他の沙灘も見たいので、すぐに移動。
ずぶ濡れの海パンのままバイクに乗るが暑さですぐに乾く。
ちなみにさっきのビーチについて帰国後調べたら前方の建物にシャワーもあるそうだ。
ここにテント張ったほうが良かったんだじゃないと思った。

日差しが半端なくまだ9時前だがクラクラする程の暑さ。
これぞ南国という雰囲気。
隘門沙灘(アイメンビーチ)という所を発見。
ここも美しいかった。
すごすぎる。
まさに頭で想像していた南の島のビーチ。
しかもここもほぼ貸切状態。
たまに観光客のような人も来るが、台湾人は海にほとんど入らない。
膝まで水遊び程度で帰っていく。
なんともったいない。


泳いでいる人は見渡す限りは自分のみ。
贅沢すぎる。
遠浅で波もないので、危険も少ない。
普段ほとんどセルフタイマーなぞ使わない自分が、テンション上がってセルフタイマーで写真撮影なんぞしてしまう。

浜は珊瑚だらけで、お土産になりそうな小さくて形のいいやつを、波打ち際で探す。
このまま澎湖を後にしていいのか?とも思い始めた。
偶然なのだが、この時Y氏も隣のビーチにいたようだ。
お互いほとんど見えない距離ではあるが彼もビーチを見つけていた。

約束のお昼近くになったので観音亭に戻る。
Y氏も既に戻ってきていた。
Y氏にきれいなビーチ発見の報告をし、どうするか意見を聞く。
このキャンプ場だと眠れないので、やはり澎湖(ポンフー)は出発したいとの事。
まあ仕方ないか。
吉貝島などの小島に行くとしても、簡単には行けないし。
せめて澎湖特産の海鮮でも食べていこう。
澎湖は、台湾で海鮮と言えば澎湖という位有名のようだ。
馬公港のそばに海鮮の店が集まっている。
実はY氏は神奈川の海のそばに住んでいるのに、海鮮が苦手。
苦手なのに付き合ってくれありがとう。
目についた店に入る事にする。
店の前には生簀。
海鮮の町には良くあると言えばよくある感じ。
メニューくれと言ったらないと言われ、生簀の中から選ぶように言われたので、適当に選ぶ。
Y氏に選ばれたこのカニ君は、カニ汁になった。


うに、かに、エビと海鮮の定番的なものを頼み、いくらになるか不安だったが、料理とビール2本で1500元(当時レートで約4000円)
一人2000円なので、まあまあ安い。
肝心の味はどうだったかというと、まあまあという所。
せっかく来たから食べたという感じ。
仮にもう1回澎湖に来たとしたら・・もういいかな。

入った店はいかにも観光客向けという感じだったが、地元密着型の店だともっと安いという話も聞く。
まもなく15時になるので、バイクを返却しにレンタルバイク屋へ。
デポジットしたパスポートも問題なく返してもらい、徒歩で馬公港へ向かう。
港まで徒歩で15分足らずなのだが、荷物の重さも手伝って脱水症状気味になる。
ヘロヘロになりながら港着。


さよなら澎湖

 
ほどなく乗船開始。
馬公港を離れていく。
デッキに出て島とのお別れを見届ける。
船の出港は何か物悲しい感じがする。
キャンプした観音亭の正面にあった橋が見える。

澎湖には1泊しかしなかったので少し後悔も。
しかし後ろ髪引かれる位がちょうどいいのかもしれない。
いつかまた来る楽しみもあるし。
この船は速度が遅い。
その代わりほとんど揺れない。
客室はガラガラ。
ゲームコーナーもあるが、ゲームがレトロすぎ。

高雄まで4時間のはずが5時間以上かかり到着。
まったく揺れなかったので船酔いとは無縁だったが。
しかしながらもう21時を過ぎている。

宿を早く決めたい所だが、港周辺は何もないのでとりあえず高雄駅に行きたい。
しかしタクシーがまったくいない。
仕方ないので大通りまで歩く。
しかし歩いても歩いても大通りにはつかない。
港広すぎ。
30分位歩いた所で、ようやく流しのタクシーを発見するが、気づくのが遅れタクシーまさかの通過。
大きく手を振ったら気づいてくれたようで、通過したタクシーがUターンして戻ってきてくれた。
助かった。
15分位で高雄駅到着。
大自然から大都会に出てきたのでギャップがすごい。
地球の歩き方に載っている、オーナーが日本語堪能という新源大旅館へ。
ツイン1000元(約2700円)値段のわりにかなりいい感じだった。
ホテルのすぐそばにある適当な食堂でチャーハンを外帯(テイクアウト)
紙の弁当箱に適当につっこまれるチャーハンなのだが、めちゃくちゃうまくてびっくりした。60元(約160円)


 

台湾一周バイクツーリング【21日目:9月14日】へ続く

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