台湾一周ツーリング 旅日記

台湾一周バイクツーリング【23日目:9月16日】

2017年12月18日  

 

緑島へ出発

 
本日緑島へ渡る。
船は富岡港より9:00出発。
富岡港は台東市街からタクシーで約15分の所にある。
ホテルをチェックアウトし、港で食べる為、昨日のホテルのすぐそばの店で鶏肉飯を買う。
玉子なしで25元(当時レートで約65円)。
Y氏の気胸(と思われる)の状態は、大丈夫のようだ。
胸が痛くて歩けないとかではないとの事。
タクシーを拾い富岡港へ向かう。
ほどなく富岡港到着。
ここから緑島だけでなく、蘭嶼にも行ける。
蘭嶼はかなり未開(と言ったら大げさだが)の島らしい。
いつか行ってみたいものだ。
富岡港は漁港でもあるので、待合室の隣の魚市場でセリをやっていた。

待合室で朝買った鶏肉飯を食べる。
やはりうまい。
しかし朝飯にしては量が多すぎる。
頑張って完食。
まもなく乗船開始。
高速船なのでめちゃくちゃ速い。
ポンフーからの船とは大違いだ。
しかし速い事によるデメリットが・・・。
めちゃくちゃ揺れるのだ。
揺れるというより跳ねるに近い。
すべての席にゲロ袋がスタンバっている。
船に弱い自分は早々に席でダウン。
席はガラガラだったので横になる。
50分で到着するので、吐かないように大人しくしていた。
デッキにずっといた乗り物酔い知らずのY氏の話では、デッキでは嘔吐者多数。
台湾人は笑いながらゲロ袋自慢とかしてたそうだ。
自分がそんな所にいたら、確実にもらいゲロだ。

ちょっと気になったこの船。
ゴミ箱に「くずいれ」と日本語で書いてあった。
Y氏の情報では淡路汽船と書いてあったそうだ。
(自分は船酔いで船内散策できず)
日本の船の払い下げのようだ。

ヘロヘロ状態で緑島到着

 
なんとか吐かずに緑島到着。
船酔いでフラフラ。
船を下りたとたん、ものすごい数の客引きが寄ってきた。
船酔いなので、相手にもできず座り込んで休憩していた。
その中の一人がかなりしつこく、ひと気がなくなってもまだいる。
船酔いも少し回復してきたし、ちょうどいいので、レンタルバイク屋に連れて行ってもらう。
港から最も近いレンタルバイク屋「海山機車行」1日300元(約800円)
パスポートのデポジットは入らなかったが、JAFでもらった免許翻訳文を預けた。
港周辺はレンタルバイク屋の数がたくさんあり、置いてあるバイクの数が普通じゃない位多い。
何百台もある。シーズンのピークはこれらがすべて貸し出されるのだろうか。

借りたバイクは、めちゃめちゃ古いKYMCOの125cc。
古いだけならまだしも、ものすごい状態だった。
フロントサスは腐ってボロボロで今にも折れそう。
スピードメーター、燃料計動かず。
ライトもウィンカーもつかない。
おまけにブレーキも効きが最悪。
はっきり言ってゴミ捨て場にあってもおかしくない位のバイクだった。
1日300元だからまあいいか。
それプラス、その店の兄ちゃんがチンピラみたいで怖い。
とりあえずガソリンを入れ、空港のそばにある旅行案内所に情報収集に行く。
ちなみにこの島でヘルメットを被っている人はほとんど見かけない。

観光客のほとんどがレンタルバイクを借りる為、船が到着しレンタルの手続きが終わった頃、皆ガソリンを入れに来る。
なので、その時だけガソリンスタンドが超満員になる。

ガソリンも入ったので、空港そばの旅行案内所へ。
そこで緑島の地図をもらい、キャンプ場について聞いてみる。
温泉のそばにあるとの事。
値段はわからないから行って聞いてみてとの事。
なんてアバウト。

キャンプ場がまさかの・・

 
緑島は1周約19kmの小さい島。
バイクで30分ちょっとで1周できてしまう。
昔は流刑島だったそうだ。
情報収集した所でキャンプ場に向かう。
島を約半周する必要があるが、小さい島なのですぐ到着。
なんと・・・閉鎖中・・・。
中に係員っぽい人ががいたので聞いてみたが、「没有開放(開いてない)」と言われる。
なんてこった。
ちょっと中を覗いたが、かなりいいキャンプ場だったので非常に残念。

遅れてきたY氏とともに途方にくれる。
野宿も考えるが、色々考え宿に泊まる方向で考える。
またまた地球の歩き方のお世話になる。
出発前にY氏は地球の歩き方は役に立たないと言っていたが、今回の旅に限って言えば、相当役にたっている。
地球の歩き方に載っていた「緑漁休憩中心」がよさげなので行ってみる。
地球の歩き方の地図の場所には「漁民活動中心」と名前が若干違うが、他にそれっぽい建物もなし。
港のすぐそばの堤防に建っている。
建物の裏は海。
窓からダイブも可能そうだ。
でもこれってホテル?漁協の集会所にしか見えない。


中に入ってみる。
中も漁協の事務所ぽい。
漁業通信局と書いてある。

とてもホテルとは思えない。
さらに上の階に行ってみると一応客室みたいなものはあった。
しかしフロントらしきものがない。
ウロウロしていた時、掃除のおばちゃんを発見したので聞いてみる。
2Fに受付があるとの事。
しかしあるのは漁協の事務所のみ。
迷ってるとさっきのおばちゃんが来て、そこだよ、と言う。
事務所がホテルの受付だった。
ツイン1000元(2700円)。
緑島では2泊の予定。緑島ではキャンプの予定だったので、キャンプ場が閉鎖されている今、明日の宿も確保しなければならない。
2泊できるか聞いてみると、明日は土曜日なので満室との事。
仕方ないので明日の宿は別に探す事に。
値段のわりに、まあまあの部屋。
部屋の前はこんな感じ。
やはりホテルというよりは集会場っぽい。

受付のお姉さんに「週末は緑島に、そんなにたくさん人が来るのか?」と聞くと、結構来るそうだ。
そうすると明日の宿を真剣に考えないとまずい。
まだお昼なので慌てる必要はないが、明日の宿を考えておかないと。
明日になってからだと、どこも満室になってしまうかもしれない。
ホテル前で二人で相談する。
それにしても猛烈な暑さ。
台北とは質の違う刺すような日差し。
すると、船を下りた時に「宿いらないか?」と言ってきた客引きの婆ちゃんがいるのを発見。
あの時「キャンプするから宿いらない」と言ったら、婆ちゃんは「キャンプ場はないよ」と言っていた。
婆ちゃんを呼び止め、「キャンプ場あったけど、開いてなかった。今日の宿は確保したけど、明日の宿を紹介してくれないか?」とお願いする。
すると婆ちゃん、携帯で電話をかけ始め、電話が終わると「ついてきな」と言う。
なかなか頼もしい。
婆ちゃんについていく我ら。

民宿の前で停止し、宿の人と思わしき人とお話しをしている。
どうやら1件目は満室みたいでダメだった。
2件目の阿利民宿。

町から少し離れてるが、明日空き室あるとの事。
ツイン1200元(当時レートで約3200円)。
前金で支払う。
明日、いつでもチェックインしていいので、誰もいなかったら鍵を勝手に取って、部屋に入っていいからと言われた。
ものすごい適当。
記帳も領収書もないが、人の良さそうなママさんだったし大丈夫だろう。
ここのママさんはダイビングのインストラクターもやっているそうだ。
これで明日の宿も確保できたので、ひとまず安心。
朝日温泉の入場券も割引で買えるとの事で、その婆ちゃんから200元の温泉入場券を180元で買った。
この婆ちゃん、75歳だと言っていた。
元気すぎる。

最高の朝日温泉

 
さっそく入場券を使うべく緑島で一番有名な朝日温泉に行く。
世界でも珍しい珊瑚礁に湧き出る温泉。
世界に4つしかないそうだ。
あっという間に朝日温泉到着。
普通に窓口で買うと200元(約540円)
婆ちゃんからなら180元。


お客は自分達以外は国籍不明の白人一人のみ。
広すぎて白人さんと話す機会はなかった。
ここがメインの温泉には丸い湯船がいくつかあり、それぞれ温度が違う。
海水の入り込む量の差かな。
想像していたよりずっといい温泉だ。
唯一の難点はまだ14時なので日差しが強すぎるという事。
温泉に入るには気温が高すぎる。
夏は24時間やってるそうなので、夜もいい感じかもしれない。
「朝日温泉」という位なので朝日も見事だそうだ。
営業時間は夏(4-9月)24H/ 冬(10-3月)06:30-22:30。
内湯やシャワー室もあって、シャンプー、ボディーソープも完備している。
全然期待してなかったので、こんなにいいとは思わなかった。
なんだかんだで1時間以上も温泉に滞在。
キャンプ場は閉鎖だったが、ここがあれば野宿しても風呂の心配がない。

温泉を出てバイクを止めてある駐車場に戻ると野生の鹿が顔を出してきた。
急に出てきたのでめちゃめちゃ驚いた。
緑島には野生の鹿がたくさんいるらしい。

まさに楽園

 
そろろ海に行こう。
緑島には澎湖のようにビーチはない事は調査済み。
遠目には海の水は澎湖並にきれいには見える。
港から一番近い石郎浮潜區に行く。
浮潜區とは日本語でシュノーケリングポイント。
シュノーケリングポイントって事はきれいなのかなと思い、水中に入ると・・・そこはとんでもない光景だった。




Y氏は潜りが趣味なので、水中ハウジング付デジカメを持っているのだが、この時ほど水中カメラがあって良かったと思った事はない。
透明度と魚の数がすごい。
Y氏が日本から持ってきた水中メガネとシュノーケルを借りる。
すごすぎる。
ほとんど水族館だ。
しかも胸くらいの浅瀬でも、魚がうようよいるのだ。
これはやばすぎると思い、町に自分用の水中メガネとシュノーケルを探しに行く。
しかしシュノーケルを売ってる店があまりない。
何軒か見て回ったら釣具屋の棚の中にひっそり置いてあった。
400元くらい(約1000円)でゲット。
シュノーケルと水中メガネをを手に入れ、再び海に。
おもしろい。
これだけ魚だらけの所を泳ぐのは初めてだ。
潜りの達人のY氏ですら、この魚の数はすごいと言っている。
有料アクティビティのシュノーケリングをやる台湾の人々は皆ウェットスーツでフル装備。
海パンのみで泳いでいるのは我々のみだった。

結局3時間近く泳いでしまい疲れきってクタクタ。
海に興味のない自分が、これだけ夢中に泳いだ事は人生初かもしれない。
緑島には屋台などはないのだが、店はそこそこある。
しかし店探したりと手間だし、体力の限界だったので夕食はコンビニですます事に。
緑島にはセブンイレブンとファミリーマートが1軒ずつある。
緑島のセブンイレブンでもWIFLY使用可能。
これで台湾全土のセブンイレブンで、WIFLYが使用可能な事がわかった。


 

台湾一周バイクツーリング【24日目:9月17日】へ続く

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