台湾最終日
本日で台湾27日目。
ついにこの旅最後の日となった。
できればもっといたいが、そういうわけにもいかない。
松山空港より16時に台湾から飛び立つ。台北駅周辺で土産購入など、最後の用事をすます。
土産がどんどん増え結構な荷物になってしまった。
ここで野宿した
めちゃめちゃ寒かったマクドナルド
午後には松山空港へ。
飛行機が飛ばない?
ここで最後の最後に笑えないトラブル発生。
日本に直撃中の台風の影響で、飛行機の時間が16:00から18:00に変更との事。
自分らは日本に台風が来てる事すら知らなかった。
仕方ないので空港にあるファミリーマートで台湾ビールを買い、ビールでも飲みながらゆっくり待つ。
これが最後の台湾ビール。
17:00位にセキュリティ通過。
しかしいつまでたっても搭乗は始まらず、エバー航空よりジュースの無料サービスが始まった。
このまま欠航になれば、航空会社手配のホテルでもう1泊できる。
そうなる事をかなり期待していた。
そうなったとしても台湾元をほとんど使い切っていたので、食事もできないのだが。
もう1泊できるならそれでもいいとも思った。
しかし願いは叶わず、18:30搭乗開始。
いよいよ台湾とお別れだ。
ここで我々の旅の記録は終わる。
ちょっと古いが気分はまさに、世界うるるん滞在記のエンディングのようだ。
ホームステイはしてないが。
頭の中には世界うるるん滞在記のエンディング曲、中島みゆきの一期一会が流れていた。
歌詞がまさに自分の今の気持ちと同じ。
旅のさまざまな場面がフラッシュバックする。
台北を初めて走った時の緊張。
夜の雨の中、泣きそうになって走った事。
暑さに苦しんだ事。
台湾一周のゴールした時の感動。
台湾の空や海・・・そして人々。
初めての海外でのバイクツーリング。
出発前は不安もあったが、思ったより大変ではなかったのは、台湾という国、台湾の人達のおかげなのは間違いない。
色々な事があった。
色々な人に出会い、別れた。
「旅は人生と同じだ」なんて、使い古されたセリフは使いたくないが、今はそう思う。
皆にお礼を言いたい。
台北の友人、台北のレンタルバイク屋の親父さん、台中で信号待ちで声をかけてくれたライダー、台南で道を教えてくれたチャリダー、墾丁で道に迷った時案内してくれたお姉さん、吉祥温泉のキャンプ場のお兄ちゃん、紅葉温泉そばの食堂のお兄さん、女の子達、キャンプ場で朝ご飯をごちそうしてくれた張さん、それと・・もちろんY氏に。
まさに一期一会。
ほとんどの人は二度と会う事はないだろう。
でも、あの時のあなたの笑顔を忘れない。
皆さんもよい旅を!謝謝台湾!謝謝大家!
あとがき
死ぬ思いで走った清水断崖付近の道路は、近辺のレンタルバイク屋も止める程危険な道路らしい。
もし台湾にツーリング行く人がいるなら、この付近の走行には十分注意してください。
台湾チャリツー映画の「練習曲」自分的に印象的だったオープニングの海岸線を走るシーンがどこだか気になっていたのだが、東海岸の太麻里に向かう近辺だった。
走ってる時にはまったく気づかなかったが、帰国後にY氏に教えてもらった。
●台湾ツーリングで役にたった物達
・IPhone - ネット、メール、SKYPEと大活躍
・グランドシート - テントの汚れ防止に最高
・メスナーテント - 言わずもがな
・インフレートマット - 銀マット以外を初めて使ったが銀マットにはもう戻れない
・プロトレック - なかったら迷子時間倍増だった
・セブンイレブン購入地図 - 一番見やすかった
・ビーサン - 後半はほぼビーサン
・水中カメラハウジング - 海での楽しさ倍増
・カラビナ - いろんな物をザックに吊り下げられる
・WIFLY - 離島でもセブンイレブンあれば接続可能
・ジップロック - 防水として最高
・GENTOS閃ライト - 安くて品質よし。超明るいし電池のもちもいい
・Thermosペットボトルキャップ - 走行中でも水分補給可能
●台湾ツーリングで役にたたなかった物達
・ナルゲンライトキャップ300 - 雰囲気は悪くないが、ナルゲンボトルと合わせるとでかすぎて邪魔
・謝謝台湾Tシャツ - リアクション少なすぎ
・42リッターザック、- テントを持ってるとやはり容量が小さい
・自分の中国語レベル - もっと勉強しましょう
・ヘッドライト - GENTOS閃ライトのみで十分。
・マグカップ - ほとんど使わずザックにカラビナでぶら下げてる単なる飾りだった